練習できなくても戻れる理由。子どものピアノに必要なものって?

2025年12月17日 13:23

このところインフルエンザが流行していて、
お休みが続いた生徒さんもいました。
今日のレッスンには、久しぶりに元気になって来てくれた子がひとり。
ピアノの前に座った瞬間、ちょっとドキドキした表情。
「えっと…どうやって弾いてたっけ?」という気持ちが、
そのまま顔に出ていて思わず笑ってしまうほどでした。
 
 
でも、指をそっと鍵盤に置いて
いつものようにリズムを感じてみると・・・
あれ、ちゃんとできてる。
音も、リズムも、身体が自然に思い出している。
 
 
しばらく空いてしまっても、体でつかんだ感覚は消えないんだなぁ、
と改めて感じる瞬間でした。
一番びっくりしていたのは、他でもない本人。
「できた…!」という顔が、ぱっと明るくなるのがわかりました。
 
 
ピアノって、“毎日きっちり練習しないと忘れてしまうもの”と思われがちですが、
実はそれだけではなくて、音に触れて、リズムを感じて、
身体全体で体験する時間そのものが子どもたちの中に積み重なっていくんですよね。
 
 
もちろん、練習ができる日はそれが力になります。
でも、できない日があったからといって、すべてがゼロに戻るわけではありません。
子どもたちの中には、ちゃんと “引き出し” ができていて、
必要なときにスッと取り出せるようになっています。
 
 
だから、大丈夫。
焦らなくていいし、やめなくても大丈夫。
久しぶりのレッスンで思い出す顔、できたときの嬉しそうな表情、
そういう体験が子どもの自信につながっていきます。
これからも、その子のペースでゆっくり進んでいけますように。
音と向き合う時間が、また楽しいものになりますように♪
 

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